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天狗会議'13

岩本ナオ初の長期連載『町でうわさの天狗の子』が、2013 年末でついに終わってしまった。めでたいと素直に思う反面、やはり幾許かの喪失感もある。

そんな気分の時は、みんなで集まってわいわいマンガの話をしたくなる。ファン同士が作品の面白さを反芻する意味でも、あるいは、こんなに楽しい作品があるよ、といろんな人に知ってもらう意味でも、完結を祝う賑やかしにはちょうどいい。

そんな訳で5 年ぶりに再び招集された「天狗会議」。岩本ナオの陰に有象無象の天狗あり。天狗修行の道は長く険しいのである。

頒布について

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店舗

書籍内容 『岩本社会学への招待』表紙

A5判/本文32ページ/予価300円
表紙:キュリアスIRホワイト(103kg)/中表紙:マーチカラー#221 くちばいろ(100kg)/本文:Fuji Xerox G70(57.6kg)
本文書体:秀英明朝(モリサワ)+CooperBT(Bitstream)
表紙書体:太ゴB101(モリサワ)+自由の翼フォント(たぬきフォント)+Corsiva(Monotype)

 

自己紹介

最終回について

作品描写の特性

岩本ナオのオフビート感

少女マンガとしての『町天』

キャラクターの関係性

岩本先生の本棚と『町天』マンガ飯

おわりに

 

天狗会議'13 参加者プロフィール

岩下朋世(いわした・ほうせい)
相模女子大学講師。近刊に『少女マンガの表現機構――ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫」』(NTT出版)。

杉本章吾(すぎもと・しょうご)
筑波大学特任研究員。近刊に『『岡崎京子論――少女マンガ・都市・メディア』(新曜社)。

野中モモ(のなか・もも)
翻訳・文筆業、自主制作出版物を扱うオンラインショップ「Lilmag」の店主。訳書に『デヴィッド・ボウイ・イズ』(スペースシャワーネットワーク)『ガール・ジン――「 フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』(太田出版)、その他『少女と少年と大人のための漫画読本』シリーズ編集発行。

橋爪太作(はしづめ・だいさく)
人類学徒見習い。共編著に『岩本社会学への招待――マンガ表現空間における〈地方〉の現代的位相をめぐって』(NJS出版)『岩本社会学論集』(岩本社会学プロジェクト)。

日高利泰(ひだか・としやす)
京都大学・院生、日本学術振興会特別研究員。主な論文に「少女マンガ的リアリズムの問題構成」『三角星』vol.3(近刊)。

やごさん(やごさん)
マンガ研究/ライター、マンガ評論同人サークル「前途洋洋だ会」代表。専門ジャンルは創作同人・4コマ・ティーンズラブ等。比較的真面目な文章としては「4コマはマンガ表現史を基礎づけるか?」「マンガと出会うことの〈現在〉」「ストーリー4コマ概念の成立過程」など。

柳田人徳(やなぎだ・じんとく)
柳田人徳の名前で漫画を描いたり、「めこ」という名前でサークル活動している(現在、休止中)。商業誌掲載作品に「ひばり百席」『@バンチ』(2012年8月号掲載)。

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